モノノフのための難波田城公園ガイド【2017年製作】
最終更新日:2019年1月25日
(注記)このページは、2017年4月8日・9日に富士見市で開催された「ももクロ春の一大事in富士見市」に合わせて、作ったものです。「記念スタンプラリー」と「ももクロ関連グッズの記念展示」は現在はおこなっていません。特別展示室や季節展示の内容、園内の開花状況、体験事業、飲食店情報なども異なっていますので、ご了承ください。
もののふは武士 武士は城 富士見の城は難波田城
アイドル戦国時代を、ももクロとともに生きるモノノフの皆さん、
ももクロ春の一大事開催記念スタンプラリーに合わせて、
富士見市立難波田城資料館は、モノノフ歓迎企画を実施しています。
難波田城とは
難波田城は戦国時代の城跡で、扇谷(おうぎがやつ)上杉氏の重臣として活躍した難波田弾正(なんばただんじょう)の本拠地とされています。
江戸時代には、十玉院(じゅうぎょくいん)という寺院になっていましたが、城の姿がよく残り、諸大名が編さんした城絵図集に、代表的な平城(ひらじろ)として収録されました。
昭和3年(1928)に埼玉県史跡に指定され、昭和36年(1961)に埼玉県旧跡となりました。
城跡のおよそ3割を富士見市が史跡公園として整備し、平成12年(2000)年に「難波田城公園」としてオープンしました。
公園の東側が、水堀や土塁を復元した城跡ゾーン、西側が、市内の古民家を移築して農村景観を復原した古民家ゾーンとなっており、中央に、鎌倉時代から現代までの富士見市の歴史を解説する難波田城資料館があります。
来る
- 月曜日(祝日をのぞく)は休館日です。休館日にはスタンプを押すことができません。ご注意ください。
- 鉄道から難波田城公園への交通案内は難波田城トップページの交通案内をご覧下さい。
- キラリ☆ふじみ から来る場合、市役所から市内循環バス(2時間1本程度)、または ららぽーと富士見 から東武バス志木駅東口行き(1時間1本程度)、ないしは徒歩25分です。
- 水子貝塚公園からは、東武バスららぽーと富士見行き(1時間1本程度)、または徒歩20分です。
- なお、第2運動公園(コンサート会場)は、難波田城公園から徒歩10分です。公園東駐車場の横の細い道を、道なりに北上すれば着きます。
見る
ももクロ春の一大事2017in富士見市記念展示【終了しました】
4月8日(土曜日)・9日(日曜日)に開催された、ももクロ春の一大事2017in富士見市 の関連資料を展示しています。
展示資料
2月15日の “推され隊” 市内訪問の際の色紙
同じく、直筆サインの前掛け(難波田城公園活用推進協議会のユニフォーム)
コンサート入場券
認証済みリストバンド
会場で放出されたテープ(長さ2メートル)
特製はっぴ、特製Tシャツ、特製クリアファイル(富士見市地域活性化研究会 ふじみ☆ラボ)
ポスター
埼玉新聞4月7日特別号、4月8日号外、4月24日お礼記事
広報ふじみ3月号、4月号
トロッコについていたふわっぴーの顔(資料館の東側軒下に展示しています)
など
展示ケースです。これとは別に、新聞や市広報の記事を壁面にパネル展示しています
推され隊が難波田城公園を訪問した時の写真も展示しています。
ライブで放出されたテープです。泥が付着しています!
トロッコで使われたふわっぴーの顔です。乗っている舟は展示資料です。かつて南畑地区で多かった水害に備え、民家の軒につるされていたものです。
そのほかの展示
常設展示室では、難波田城や、城主であった難波田氏、市内の歴史などを紹介しています。
特別展示室では、「武鑑の世界~江戸時代の大名ガイドブック~」を開催中です(6月11日まで)。
資料館ホールや古民家で、5月中頃まで、こいのぼりや五月人形を展示しています。
園内のご案内
有安杏果さんと高城れにさんの2人(推され隊)が2月15日に市内訪問した際のスポットを中心に、園内を紹介します。
モノノフ向け案内図(PDF:685KB)
なお、土曜日・日曜日・祝日の11時から午後3時には、市民学芸員(ボランティア)による園内ガイドがあります。
- 撮影スポット1/長屋門(旧鈴木家表門)前の畑
- ももクロの公式ツイッターに“誤送信”された写真(外部サイト)はこの畑の前で撮影されました。ワタと藍を育てています。
- 旧大澤家住宅
- 明治4年(1871)に建てられた古民家を、市内東大久保地区から移築しました。富士見市指定文化財。推され隊がうどんを食べたのは、この建物の奥座敷です。ちなみに、しばらく前に話題になったミュージックビデオ「チキンアタック(chicken attack)」は、この古民家で撮影されました。
- 穀蔵(こくぐら)
- 春の一大事で、東松島市の大曲浜獅子舞(外部サイト)が披露されましたが、富士見市でも2地区で獅子舞が伝承されています。そのうち、コンサート会場のすぐ近くにある南畑八幡神社の獅子舞について、展示中です。
- 鶴瀬西小学校の校歌碑
- 川上マネージャーが学んだ富士見市立鶴瀬西小学校は、学校の再編により平成18年(2006)に閉校しましたが、その校歌碑が難波田城公園に保存・展示されています。碑の形は富士山をかたどっています。また、特別展示室でアンケート記入台に使っている机といすも鶴瀬西小で使っていたものです。
- 撮影スポット2/水堀前の園路
- 埼玉新聞特別号や、広報ふじみ4月号(PDF:2,969KB)17ページの写真はここで撮影しました。背景の建物は資料館です。その手前のデッキのあたりで、市の鳥でもあるカワセミの姿を時々見ることができます(参考:公園利用者の方が作ったサイト“難波田城公園の動物たち”のカワセミのページ(外部サイト))
- 撮影スポット3/復元木橋
- 市内訪問紹介ページで使われた写真はここで撮影しました。発掘調査で見つかった、戦国時代の橋脚に基づいて、復元した橋です。
- 撮影スポット4/旧金子家前なんばった看板
- 「なんばった」は難波田城公園の公式キャラクターです。この看板に並んで記念撮影すると古民家が屋根まで入ります。
すぐそばの売店「ちょっ蔵」の中には推され隊の色紙が飾られています。
園内の主な花と木
ケヤキは富士見市の木です。樹形が美しく、また家具の材料や建築材としても重用されました。
藤は富士見市の花です。マメ科なので、花のあとに豆ができます。藤豆はいろりなどで炒って食べることもできます。
行田市から分けていただいた蓮です。6~7月に大きな花を咲かせます(リンク先は2016年の記録です)。難波田城には「蓮田」という小字があります。
城跡の中心である曲輪(くるわ)1の枝垂梅(シダレウメ)です。園内の梅から採れた果実は、梅ジュースや梅干しにしてイベントで活用します。
山吹は、戦国武将、太田道灌の故事でも有名です。難波田弾正にも松山城歌合戦という故事(PDF:1,055KB)(難波田城公園だより2011年9月号)が残されています。
園内の開花状況は「難波田城花だより」をごらんください
体験する
ちょこっと体験
毎週土曜日・日曜日・祝日に「ちょこっと体験」を開催しています。
事前申し込みは不要、原則として午後1時~3時、無料です。
日付 | 内容 | 詳細 |
---|---|---|
4月29日(土曜日) | 紙のかぶと作り | 大人も頭にかぶれる大きさです。これでいつ召集されても大丈夫?! 前立て飾りに今年は桃形も用意しました。材料代200円ですが、当日は1人1つにかぎり150円で体験できます。 |
4月30日(日曜日) | 自転車紙芝居 | 11時~,午後1時~,午後2時~ の3回演じます。各回約30分です。セットリストには、難波田城にまつわる伝説を紙芝居化したものも含まれています。 |
5月3日(祝日) | 紙のこいのぼり作り | さおも矢車も紙製です。今年は吹き流しの5色をももクロカラーにしました。さらに調子にのって5色の鯉も用意しました。 |
5月4日(祝日) | 紙のミニよろいづくり | 小さいながらも、本格的なよろいと同じ組み立て方です。材料代100円をお願いします。今年は緑色も用意しました。 |
5月5日(祝日) | 五右衛門風呂 | 菖蒲湯です。水着を持参すれば入れます。足湯も用意します。園内でとれた菖蒲をお分けします(数に限り有り) |
5月6日(土曜日) | よろい着用体験 | 本物のよろいを着用することができます(子ども用は新作です)。午前10時~12時、午後1時~3時でどちらも当日先着20名まで。 |
5月7日(日曜日) | わたくり体験 | 推され隊が写真を撮影した畑で取れた綿の実を、綿と種に分離します。はまるとやみつきになります。 |
5月13日(土曜日) | はたおり体験 | 綿を紡いだ糸で、布を織ります。色々に染めた糸が入り混じるさまは、ももクロのライブ会場のようです。 |
5月14日(日曜日) | 紋切りあそび | 日本の紋の多くが対称形であることを生かした遊びです。数回折った紙を型に合わせて切り抜いてから開くと紋の形になります。今年はあの紋も用意しました。 |
5月20日(土曜日) | いろりの日 | 古民家のいろりばたで昔の暮らしなどを語ります。4月9日は、コンサート開演前に来園した皆さんに、いろりの火で温まっていただきました。 |
5月21日(日曜日) | ザリガニ釣り | 蓮の芽を食べてしまうザリガニの駆除のために実施しています。ご協力ください。釣ったザリガニはお持ち帰りできます。 |
5月27日(土曜日) | はたおり体験 | はたおり体験の参加者には、昨年織った布から切り分けたコースターを記念に差し上げます。 |
5月28日(日曜日) | トントン紙相撲 | 徳川家の分家の方が開発した「徳川式紙相撲」です。夏の両国国技館に向けて稽古してください。(外部サイト) |
作品の見本を資料館に展示しています。
はたおり体験で織っている布です。
ふるさと探訪
5月14日に「ふるさと探訪~田園風景の広がる南畑・東大久保を訪ねる」を開催します。
第2運動公園(コンサート会場)の前も通ります。
集合/キラリ☆ふじみ 9時15分(小雨決行)
主な見学地/総合揚水機場・土地改良記念碑→新井トマトファーム→びん沼自然公園・陸田開拓碑→手づくり村直売所(味噌・塩麹など)→車地蔵→いぼとり地蔵→大澤家長屋門→蛇木河岸跡→キラリ☆ふじみで午後3時ごろ解散。行程 約8km
定員/30人(申込順)
参加費/500円(保険料、資料代等。当日徴収)
持ち物/昼食・飲み物・雨具
申込み/5月2日(火曜日)~11日(木曜日)の午前9時~午後5時に資料館へ電話(049-253-4664)。
主催/資料館友の会ふるさと探訪部会・難波田城資料館
難波田城公園まつり
スタンプラリーが終わった後ですが、6月4日(日曜日)に難波田城公園まつりが開催されます。本物のよろいや火縄銃を使って、武者行列や火縄銃演武を行います。詳しい内容は、近いうちにお知らせします。
食べる・買う
- “推され隊”が食べたうどん和膳は、旧大澤家住宅で月に一度開催される「お月見亭」で召し上がっていただくことができます。
- 園内の売店「ちょっ蔵」(火曜日・木曜日・土曜日・日曜日・祝日の午前10時30分~午後3時30分営業)では、地元の新鮮な野菜や簡素な弁当、地元特産品、ミュージアムグッズなどをお求めいただくことができます。ミュージアムグッズは資料館窓口でも買うことができます。
- 公園がある南畑地区には、農産物直売所や体験農園が多数あります。富士見市農業マップをごらんください。
- 難波田城~第2運動公園(コンサート会場)の周辺には次のような飲食店があります。
たべもの畑やぎした(定食・日本料理)、ほまれ庵(うどん・そば)、和風らーめん凪[なぎ]、ながせや(そば)、お食事処九十九[つくも]、なんばた茶寮(石崎商店)、炭火煎珈琲はな
各店舗のくわしい情報は、グルメ系サイトや地域情報サイトなどでお確かめください。