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令和元年度(平成31年度)文化・国際交流関係(芸術、文化財など)の意見等

最終更新日:2020年3月25日

意見等の概要:オリンピック・パラリンピックイベントについて|受付日:2月20日|担当課:オリンピック・パラリンピック担当課

内容の要旨

今ららぽーとの第九講座というのを受けていまして、オリンピック歓迎イベントで交響曲第九番を歌える場がありましたら、たいへん嬉しいです。
ご検討いただければ幸いです。

対応内容

7月7日に開催する聖火リレー会場でのミニイベントや、オリンピック開催期間中及びパラリンピック開催期間中に開催するコミュニティライブサイト(競技会場外で競技中継を楽しんでいただくとともに、催し物などを同時に開催するイベント)におきまして、市民の方にご出演いただくステージイベントを実施する予定でございます。

ステージ出演者の募集につきましては、まだ詳細が確定しておりませんので、決まり次第ホームページや広報等で周知してまいります。

意見等の概要:東松島市の復興に関する広報活動の推進のご提案|受付日:9月17日|担当課:秘書広報課・水子貝塚資料館

内容の要旨

いよいよ東京オリンピック・パラリンピック開催まであと1年を切り、当市でもホスト自治体としてセルビア共和国に関わる記事を広報で良く見掛けます。これ自体はとても良い事だと思うのですが、東京2020の招致コンセプトが「復興五輪」で有る事を考えると、2011年の東日本大震災の被災地の事が最近あまり報道されなくなっていることに懸念を抱きます。(今年3月の時点では福島県民を中心に、未だに5万人以上の人々が避難生活を続けているという現実が有ると報道で知りました。首都圏だけでも2万人居られるそうです。)
当市では、東松島市との協定を締結し様々な支援活動を行って来ました。支援募金の他、水子貝塚でも東松島市の縄文時代の遺跡の「里浜貝塚展」を開催し、東松島市の制作した震災と遺跡についての映像を用いた学習をしました。当市の中央図書館でも東松島市の遺跡と震災のパネル展示が開催されました。縄文時代の人々も500年から1000年に一度、巨大津波を経験しこの経験が次世代に伝えられ、津波の影響の及ぶ地域には当時の人々は居住しなかった、という「縄文人の知恵」に深く感動したものです。
そこで、「復興五輪」という原点に立ち返り、今後の当市の広報活動において、震災から着実に復興しつつある東松島市の実情をテーマとして継続的に取り上げる事をご提案します。ご検討をよろしくお願いします。

対応内容

ご提案いただきました東松島市の復興進展に関する記事を広報「富士見」に継続的に掲載することについて回答いたします。

東松島市への復興支援に関する記事につきましては、今年の広報「ふじみ」3月号における特集記事として、東日本大震災発生以降これまでに本市や市民ボランティアの皆さんが行ってきた支援・交流の取組みや東松島市民の声などを紹介させていただいております。

また、市内のイベント等で出店される東松島市復興支援物産展などについても広報等でご案内をさせていただいております。

広報紙は限られた紙面の都合上、市民の皆様にお知らせすべき重要な情報を厳選して掲載しております。従いまして、今回ご提案をいただきました東松島市の復興進展に関する記事を広報「富士見」に継続的に掲載することにつきましては、現在のところ実施の予定はございませんが、必要に応じて記事を掲載してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

水子貝塚資料館で上映したDVD、「宮戸復興の記録2011~2013」を中央図書館や分館で上映することにつきましては、現在図書館で実施している映画会や子ども映画会とは趣旨が異なることもあり難しいものと考えています。

なお、市民の方に東松島市への理解を深めていただくことは重要であると考えておりますので、東松島市にあるDVDの在庫を、図書館にご恵贈いただけるようお願いし、貸出し用DVDとして活用できるよう検討してまいります。

意見等の概要:小口益一氏の作品について|受付日:8月15日|担当課:生涯学習課

内容の要旨

当市には小口益一(おぐちますいち)という国内外で高く評価された版画家がおられ、公民館などの版画教室も長年ご指導されていました。富士見市中央図書館の1階~2階の階段の壁面には、当市の文化財をテーマにした「いろはがるた」がデザインされていますが、この版画の制作を指導されたのも小口益一で、郷土史かるたブームの先鞭を付けた作品の一つとして全国でも話題になりました。
彼は埼玉県で版画家としてのキャリアの最盛期を迎えられたにも関わらず、埼玉県立近代美術館(北浦和)には残念ながら一点も作品が収蔵されておりません。
富士見市の郷上の文化人として彼の作品を、埼玉県内でも鑑賞出来るように仲介などを実施されては如何でしようか。
なお、埼玉県立近代美術館の版画コレクションはとても充実しており、ちょうど今、一階の収蔵品展で現代版画作品を特集しています。豊かな詩情を湛えた素晴らしい作品が数多く展示されており版画の表現に魅了されます。この展示の作家の中に、埼玉で活躍された小口益一の作品が含まれていないのはとても残念な気がします。
この思いから本提案をご提起いたします。

対応内容

富士見市にゆかりのある文化人として、(故)小口益一氏が「郷土かるた」をはじめ、当市の社会教育にご尽力いただき、版画家として功績を残されていることについても把握しているところでございます。

市役所本庁舎内においても、多くの市民の方に見ていただけるよう小口氏の作品を展示しておりますが、今後も広く関心を持っていただけるよう、作者名や作者の経歴を付け加え、引き続き展示してまいります。なお、管理につきましては、作品の状態を見ながら、関係機関と相談し、検討してまいりたいと考えています。

小口氏の作品を県内でも鑑賞できるようにとのご提言でございますが、当市では、現在、美術品の湿度管理などの専門的な知識・技術を要する展示は困難と考えております。しかしながら、平成25年度に難波田城資料館で開催した秋季企画展「郷土かるたの富士見」において、版画家・小口益一氏の功績を紹介しておりますが、今後も富士見市にゆかりのある文化人等を効果的に周知できる方法などを検討してまいりたいと考えております。

なお、ご提言いただいた、他の市町村並びに県の公共機関に、当市ゆかりの文化人等を展示できるよう仲介することは難しいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

意見等の概要:「テレジン収容所の幼い画家たち展」について|受付日:8月5日|担当課:学校教育課・生涯学習課・鶴瀬公民館

内容の要旨

川越市立美術館で開催された「テレジン収容所の幼い画家たち展」(別添のチラシをご参照)を訪れ、主催者の「テレジンを語りつぐ会」代表の野村路子さんとお話をする機会があり、話を聞いたところ富士見市とご縁の有る方でした。
第二次世界大戦中のヨーロッパにおいて、テレジン収容所に収容された約1万5千人にも及ぶユダヤ人の子供達の殆どがアウシュビッツに送られ命を奪われてしまったという重い事実は、野村さん達の長年の努力で日本でも広く知られるようになり、小学6年の国語の教科書(学校図書「みんなと学ぶ小学校国語6年上」)にも実に17ページに及ぶ文章(野村路子さん自身が執筆)・絵画の写真が掲載され、平和・人権教育の教材としても大きな扱いを受けている様子です。子供たちの生存者は僅かに100名程度で、収容所で密かに絵の指導をしたフリードル・ディッカー先生もやはり、アウシュビッツで命を奪われたそうです。
野村さんたちは全国の学校や公的施設を会場に200回以上の展覧会を開催されてきたそうですが、「かつて住んでいた富士見市ではまだ開催出来ていないのが残念です」と言っておられました。
非核平和都市宣言をしている富士見市の平和・人権教育事業の一環として、テレジン収容所の子供たちに関する展示等を開催されるべくご提案をいたします。

対応内容

この度は、富士見市での展覧会の開催につきまして、ご提案をいただきありがとうございます。

まず、ご提案いただきました、校内展示によるテレジンのパネル展につきましては、学校教育課を通じまして、校長会等で情報を共有するとともに、関係各課所と連携を図りながら検討してまいります。

次に、中央図書館の展示コーナーを活用したパネル展につきましては、生涯学習課をはじめ関係部署と連携した取り組みの中のひとつとして今後検討を進めてまいります。

最後に、富士見市ピースフェスティバルの事業の一環としての展示につきましては、ご案内のとおり、この事業は、「富士見市非核平和都市宣言」の理念を市民に広げるため、昭和62年の記念事業を皮切りとして、実行委員会との共催により実施しているところでございます。代表の野村路子様が富士見市とご縁のある方ということも含め、ピースフェスティバル実行委員会へ情報を提供し、今後の取組みにあたっての参考とさせていただきます。

意見等の概要:スーパーボイスの使用施設について|受付日:4月15日|担当課:地域文化振興課

内容の要旨

昨年度まで市民総合体育館の施設を使用してきましたが、今年度からキラリの音楽室になりました。
4月10日の初日、人数に対して部屋が狭すぎるため、以下の5点について不具合が生じています。
スーパーボイスは健康等に有効であり、先生の指導が良いためか、大変人気があります。この人数で、この部屋で実施したらどういう事が起きるかという想像力が、少々欠けていたかなと感じます。
今後も伸び伸びとスーパーボイスを続けたいため、昨年同様体育館でのスーパーボイスの実施検討をお願いいたします。
1.立つと左右前後人に接触する。
2.後ろの人が見えないため、先生が椅子に上がって体の使い方等を説明しなくてはならない。
3.ボイストレーニングですから本来、息をいっぱい吸って吐く作業をしているのに、過密のため酸素不足を感じるくらい狭い。
4.全体を見渡せないために、先生が一人一人の体の動き等のチェックができない。

5.トレーニング方法の指導が狭まる。(例えば、椅子を使って腕をついて呼吸する等)
対応内容

この度は、公益財団法人キラリ財団主催の「健康増進呼吸法スーパーボイス」についてのお問い合わせをいただき、ありがとうございます。
ご指摘いただきました内容につきましては、早々に主催者であるキラリ財団にお伝えし、改善の依頼をいたしました。本事業は大変好評を得ており、多くの皆様が参加をご希望されたことから、主催者としても皆様のご要望にお応えできるよう、定員を超える参加者の受け入れを行ったとのことでございます。
ご指摘をいただきました、会場の広さの問題等につきましては、より広い会場へ変更する旨の報告を受けておりますので、ご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。

お問い合わせ

秘書広報課 秘書広聴グループ

〒354-8511 埼玉県富士見市大字鶴馬1800番地の1 市庁舎2階

電話番号:049-256-9187

FAX:049-251-6080

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