令和5年度進捗状況

令和5年度における温室効果ガスの総排出量は6,995,217kg-CO2となり、基準年度である平成25年度に比べて13.22％（1,066,047kg-CO2）の削減となりましたが、令和5年度の排出目標である6,219,000kg-CO2には届かない結果となりました。

令和5年度は、世界年平均気温が統計開始以降で最も高い値になったほか、日本でも7月後半からは、北・東日本を中心に記録的な高温となり、平均気温が北日本では統計開始以降1位、東日本でも2位となるなど、記録的な高温の年となりました。
また、令和4年度に設置した小中学校体育館への空調設備の使用が大きな要因と考えられるプロパンガス使用量が大幅増（前年比約26％増）となり、これに伴い温室効果ガス排出量も増加しました。
加えて、使用量は大きな変化がなかった電気についても、排出係数が上昇したことに伴い、温室効果ガス排出量の増加となりました。
（注記）排出係数：電力会社が電気を作り出す際にどれだけの二酸化炭素を排出したかを示す数値。電力会社によって異なるほか、同じ電力会社でも年度によって異なる場合があります。