特定非営利活動法人結Musubi(福祉・子どもの健全育成)

取材レポート　令和元年5月22日実施

特定非営利活動法人結-Musubi-は、子育て家庭やシングル家庭、共働き家庭、一人暮らしの高齢者のかたと地域とのつながりを支援する事業を行っています。現在は、子ども食堂を開催し、子どもから大人まで多くのかたを対象に、地域の交流の場を提供しています。

自らの経験を活かし、地域貢献を

土岐田代表は、自らもシングル家庭であり、仕事の帰宅後に夕飯となるため、夕飯の時間が遅くなり子どもに負担をかけてしまったり、食事の用意をすることが大変な時期があったりと、苦労を重ねてきました。その経験もあり、友人がやっているような子ども食堂が、地元にもあれば、同じような思いをしながら子育てをするお母さんやお父さん、働いている親御さんも喜ぶのではないかと、考えられました。また、一人暮らしのかたやご高齢のかたなど地域のかたとのつながりが減ってきている中、「子ども食堂」を開催することにより、地域の交流の場になればと思われたそうです。

子ども食堂

食事風景2

食事風景

スタッフの協力あってのメニュー

土岐田代表は、子ども食堂立上げの検討時に、子ども未来応援センター主催の「子ども食堂を始めましょう講座＆交流会」に参加されました。これを機に、同じ思いを持った食育改善推進員のかたがたと出会い、運営するスタッフとして協力していただけることとなり、「子ども食堂」の開催に至りました。メニューに関しては、知識豊富な食育改善推進員さんのアドバイスをもらいながら、バランスのとれた、とても美味しい料理が作られておりました。
土岐田代表はじめ、スタッフの方々も日中は仕事や家事をこなしつつ、ほかの市民活動などにも積極的に参加され、忙しい日々を送られています。その傍らで、バランスの取れた食事の献立を考えて切磋琢磨しております。今回の「子ども食堂」も、スタッフのかたの努力の甲斐もあって、30人ほどのかたが参加されました。また、様子を見学する高校生や親子連れ、高齢者の姿も見受けられ、今後も参加者が増える予感がしております！

子ども食堂様子