南畑ふれあい劇場歴代作品 第21作~26作
最終更新日:2024年11月7日
南畑ふれあい劇場とは…
南畑ふれあい劇場は、地元劇団『南畑お月見一座』の新作劇初公演の場として毎年2月に開催しています。公民館で演劇を見る楽しさを味わい、あわせて劇を通して地域の課題や現状などをみんなで考えようという趣旨で始めた創作劇の公演です。
何と言っても素人による手作りの演劇が魅力で、失敗もありますが真面目さと滑稽さが会場に伝わって、今では地域の楽しみの一つとして定着しています。
身近な題材を取り上げたユーモアあふれる劇は、毎回緊張感と笑いが絶えません。
これまでの作品紹介(第21~25作)
第26作『未完のラブレター』
令和6年2月10日(土曜日)
胸がキュンキュン 。ドキドキ。苦しい…。あれっ? 動悸息切れかな。
…でも 、あの女性のことが1日中頭から離れない。変だよな、俺…。
あらすじ
熟女クラブに勤める女性からラブレターをもらった男は、その奥ゆかしく知的な内容に好意を寄せていく。友達から冷やかされるも、想いは募るばかり。
一方、岸家の長男は原因不明の病気にさいなまれ、寝込む日々が続く。心配した家族は医者を呼んで診てもらうが、驚きの診断結果が下る。
果たして、男の想いは実るのか、長男の病は治るのか、二人の意外な接点とは…。ラブストーリーなコメディーをどうぞお楽しみください。
気になる女性からもらった上の句の恋文は奥が深い。
藪野医者は病気の長男に胃薬を渡しておしまい。
女医は『恋わずらい』だと見抜く。
熟女クラブの女性は、好意を匂わせて去っていった。
病気は家にある安いみかんで治ったらしい。家にあるみかん…アルミ缶!
チンピラがみかんの代金を取り立てに来た!え?アメゾンで注文したのに?
女性への思いが募り、胸はキュンキュン!
老婆クラブは定休日らしい…老婆の休日。
下の句『われてもすえにあわんとぞおもう』の本当の意味とは?
第25作『旅は道づれ -楽しい旅には罠がある―』
令和5年2月4日(土曜日)
感染症対策として、同日2公演で開催しました。
地域の旦那たちが 、伊勢原の大山詣りに行くことになった。準備は万全かと思いきや、ひとり、様子がおかしい奴がいる。行く途中にある建て替えたばかりの市役所で着替えてこい!
そしてそこでは、手続きを終えた男が展望 レストランで名物のおしるこを食べようと していた。 しかし、立ちはだかる一筋縄ではいかない役人たち。
どうしたら食べられるんだ!?
近所のだんなたちを見送る女房たち
だんなたちは市役所に寄ることに。新庁舎は地上20階建て!
ぜんざいを食べたい男は、いくつもの課をたらいまわし。
あれ?このぜんざい、ちっとも甘くない…
着替えもしたところで、バスに乗って出発!
大山の参道になぜかアンパンが落ちている?
寝坊している奴は、旅館に置
置いてけぼりになった男は、復讐を考えます
だんなたちを弔うために、女房たちは頭を丸めて尼さんに!
怒っただんなたちを、ご隠居がなだめた言葉とは?
第24作『テケレッツのパ』 脚本・出演:南畑お月見一座
令和4年2月の公演を、6月11日(土曜日)に延期開催しました。感染防止対策として人数を制限し、午前・午後と2公演行いましたが、各回とも満員御礼となり、会場はあたたかい雰囲気に包まれました。
あらすじ
テケレッツのパ…それは運命を変える呪文。
洋服の仕立て屋が、店を構えようと大家さんの元へ行くと、難癖をつけられて断られてしまう。 困った仕立て屋が途方に暮れていると、死神が現れて、ある『職業』になれと言う。 そこで言われるがまま始めてみたところ、思いのほかその仕事が軌道に乗ってきた。
また、ある同窓会では、恩師から出されたオリンピックの問題に苦戦する旧友たち。後日、旧友たちがうわさ話で盛り上がっていると、通りがかった男が藁をもすがる思いで尋ねてきて…。
シリアスな内容…かと思いきや、そこは南畑お月見一座。観客のみなさまを、笑わさずにはいられません!
- 同窓会へ行く途中、恩師と遭遇。その後仕立て屋がある問題を出してきました。
- 仕立て屋はご隠居に店を貸してほしいと相談するが、ヘンな言いがかりをつけられて断られてしまいます。
- 仕立て屋が困っていると、死神が現れて『医者』になれと言い放ちました。
- 同窓会では東京2020オリパラの話で大盛り上がり。ボッチャ…ん?坊ちゃん?
- 新河岸川沿いに看板を立てて座っていると、旦那を助けてほしいと依頼が舞い込みます。
- 死神から教えてもらった呪文で、病人が治った!
- 調子に乗った仕立て屋が寝ていると、さらなる大金持ちからの依頼が。
- 「これでは呪文が効かないな…そうか!」ある秘策を思いつきます。
- 約束を破った仕立て屋は、死神からろうそくを渡され…。
- 会場のようす
第23作『晴れのちずっと雨』 脚本・出演:南畑お月見一座
令和2年2月8日(土曜日)に南畑公民館多目的ホールで上演されました。
あらすじ
いよいよ2020年東京オリンピックが開幕。ゴルフ、マラソン、サーフィンなどの屋外競技がありますが、お天気は大丈夫?雨かもしれないのに、1年前にチケットを買ってしまっていいの?…では、天気予報の秘訣を教えましょう。
またある村では、雨が降らずに皆が困っていました。古くから伝わる言い伝えでは、雨ごいの一族がどこかにいるらしい…。
そうだ、その末裔に雨を降らせてもらおう!
お天気にまつわる話を2本立てで上演。富士見ビデオクラブ制作のプロローグも必見!
富士見ビデオクラブによるプロローグ。なんばったもCGで出演!
富士見市はセルビアのホストタウンになってるけど、そもそもそれって何?誰か知っている人いないかしら?…あ!市長に聞いてみましょう!
オリンピックの天気予報はどうなってるの?
日照りが続いて、作物が育たない…。
お前は雨ごいの一族の末裔だ。おい源兵衛。雨降らせ。
雨ごいの極意は一子相伝!源兵衛さん、私をお嫁さんにして。
もう雨が一か月も続いてる。…源兵衛、雨ふりやませ。
見事雨を降りやませた源兵衛のところへ、お花が嫁ぎに行こうとするが…。
第22作 『花はちりりん』
平成31年2月9日(土曜日)に南畑公民館多目的ホールで上演されました。
あらすじ
あなたは、病気を治す幽霊を知っていますか?
あるところに、まじめでいい人だけれど、とんでもなく怖がりの男がいました。
ある日、ご隠居さんがこの怖がりを治すために一芝居打つことを思い立ちました。しかし、近所に住む人が巻き込まれて取返しのつかないことになり、パニックになった男はあることを思いつきます。
またあるところでは、天ぷら屋の主人が寝ていると泥棒が押し入り、押し問答の末大変なことに…!
共通のワードをもとに、5つの話がオムニバス形式で展開されます。
ご隠居が考えた策は何とも荒療治。臆病者の後ろに佇むのは…。
とにかくこのダンボールをどこかに隠さないと大変だ!
暇を持て余している3人は、俳句を詠み始めます。
お父さんの遺産は誰のものに。3人娘の考えを聞かせておくれ。
植木屋から『いい噺』を聞いた男は、誰かに話したくて仕方がありません。
酔っ払いがダジャレに興じていると、突然ダンボールから驚くものが!
きれいなハスの花だ、ここは地獄か、はたまた天国か。
鬼だ!地獄か!?いや、死んではいないのか。
第21作 『竹やぶ焼けた』
あらすじ
待ちに待った難波田城公園遊園地のオープン。日本一の回転ボートには長蛇の列。
男が並ぼうとすると、知らない女が声をかけて引きとめました。この女が言ったこととは?
またあるところでは、廃品回収屋さんがひょんなことから仏像を手に入れます。しかしこの仏像はただの仏像ではありませんでした…!?
日本一の回転ボートに乗りに行ってくるぞ!
「俺が先に並んでいたんだ!」お客さんと整理員が何やらもめています…。地域の小学校の校長先生と教頭先生がサプライズ出演してくれました。
「3年前のお礼に」と、お酒をごちそうになっていると、大変なことが起こっていることが分かり…。
普段の商売では取り扱わない仏像を買ってほしいと言われますが…。
お金に困った冗談の好きな娘は、流行のギャグもばっちり決めます。
「ここで大変なニュースが入りました」観覧に来ていた市長も巻き込んで、テレビ中継が始まりました!
バブリーな貴婦人には、とってもお得(?)な買い物ができたようです。
将棋には目がない社長と一局対戦をしていると、なんだかおかしいな…。
怪しい男に売上金を盗られてしまいます!
廃品回収業も大変なお仕事です。でも大丈夫、その理由とは?
南畑公民館
〒354-0002 富士見市上南畑306-1 電話:049-251-5663