このページの先頭です

ページID:982544652

採択協働事業「こども対話カフェ(第2回)」が開催されました。

最終更新日:2024年7月18日

子ども達が、自らの思いや考えを主体的に言葉にできる「対話の場」を創り、子どもの権利・人権についての理解を深め、互いの多様性や違いを認め合い、お互いを尊重して聞きあえる「対話の方法」を身につける場所として、ボランティア団体対話カフェつむぎと富士見市の共催により「こども対話カフェ」を開催しています。

ふわっぴー


「第2回こども対話カフェ(性別ってどうしてあるの?)」を開催しました。


令和6年7月13日(土曜日)鶴瀬公民館にて開催しました。今日のテーマは「性別ってどうしてあるの?」です。対話カフェは毎回テーマを変えて開催しています。

対話カフェについて

対話カフェは、「話す」、「聞く」、「考える」「質問する」→「話す」、「考える」、、を繰り返してお互いの考えを深めていきます。

  • 対話カフェのルール
  • 「考える」…友達の考えがまとまるまでじっくり待とう。
  • 「話す」…自分の考えが友達に伝わるようにゆっくり話そう。
  • 「聞く」…友達の話をしっかり聞こう。
  • 「質問する」…友達に優しく質問しよう。

自己紹介とゲーム

「私の好きな〇〇ゲーム」:出題者が頭の中で「私の好きな〇〇」(動物、食べ物、スポーツ、ゲーム)の質問を用意しておきます(参加者には言いません)。後で○○の部分を発表するので、参加者は○○を予想して、できるだけ沢山答えを用意しておきます。今回の質問は「私の好きな色」でした。参加者は、私の好きな「犬」、「キャラクター」、「都道府県」と自分の予想した質問とその答えで、盛り上がりました。色を当てた参加者もいましたよ。それぞれ対話カフェで呼ばれたい名前も紹介しました。



今日のテーマ「性別ってどうしてあるの?」について

対話カフェ

質問「性別を意識したときはいつ?」

では、対話のきっかけとして、みんなが性別を意識したときはいつだったでしょうか?記憶をたどっていきます。
・男の子の友達が女の子と仲が良くて不思議だと思った。
・異性の兄弟や親族と比べて、「男の子だから」「女の子だから」と言われるようになった。
・異性と遊ぶのが恥ずかしく感じるようになった。
・写真を撮るときに「女の子だから変な顔やポーズをしないで」と言われた。
・林間学校のキャンプファイヤーの後のフォークダンスで男女のペアで踊るのが恥ずかしいと思った。
・性別ってどうしてあるの答えだけど、世界が全員女(男)だったらつまらないから。
 →そう思うこともあるし、同性同士で過ごしたいと思う時もある。
 →同性だけの学校に通学していたが、同性だけでつまらないと思うことはなかった。
・通信制学習教材の付録でついている漫画に男の子用と女の子用があり、主人公も、見た目も遊び方も異なって描かれていた。
・おもちゃ売り場の男の子用と女の子用でコーナーが違い、異性のコーナーにいると恥ずかしい気持ちになった。
 →学校でジェンダーに関するアンケートがあり、質問の中に「男の子はピンク色のランドセルを選んでもよいか?」と いう質問があった。色は男でも女でも関係ないと思った。
・学校の校則でお化粧をするのは禁止されていたのに、就職活動をするときはお化粧をしなさいと言われるようになった。
 →食堂で働く人(調理員)はどうするんだろう。
色々な考えや思い、経験を聞いて、質問して、対話の時間が終了しました。
普段何気なく思ったこと、感じたことは、その場では通り過ぎてしまいますが、「その時自分はなぜそう思ったのか?」を
みんなで考えることで、自分の考えや思いを整理できたのではないでしょうか。
相手が言葉を紡ぐまで、じっと待つ沈黙の時間、それも大切な「対話」の時間となりました。

カフェタイム

最後はカフェタイム。たくさん考えた頭をリフレッシュ。みんなで自由なおしゃべりタイムです。
塗り絵をしたり、お菓子を食べたり、好きなキャラクターのお話をしました。

対話カフェ(カフェタイム)


次回開催日

次回の対話カフェは9月28日(土曜日)午後2時から、市内公共施設で開催します。皆さんの参加をお待ちしています。
あわせて、対話カフェで話してみたいテーマも募集しています。
内容:自分の考えや気持を自由に話せる場所です。無理に話さなくても、他の参加者の話を聞くだけでも大丈夫です。
場所:市内公共施設(決定次第「こくちーず」でお知らせします。)
参加費:無料
対象年齢:9歳から15歳くらいまで(注釈)保護者の方は参加できませんが、付き添い・見学は可能です。
定員:各回15名まで
申込外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。こくちーず(外部サイト)(外部サイト)からお申込みくだい。当日の参加もできます。
問い合わせ:対話カフェつむぎ代表 山下 真実
電話:080-5642-6696
メール:[email protected]
共催:対話カフェつむぎ、富士見市教育相談室

お問い合わせ

協働推進課 自治・防犯グループ

〒354-8511 埼玉県富士見市大字鶴馬1800番地の1 市庁舎2階

電話番号:049-252-7121

FAX:049-254-2000

このページのお問い合わせ先にメールを送る