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富士見市の石地蔵

地蔵とは

 地蔵は菩薩の一つで、釈迦入滅後の弥勒仏が出世するまでの無仏の時代にこの世に現れて衆生を救済する菩薩様です。平安時代末期の末法思想(まっぽうしそう)の中で広く信仰された菩薩で、江戸時代になると民間信仰と結びついて火伏(ひぶせ)や盗難除、病気平癒(びょうきへいゆ)など庶民のあらゆる願いを叶えてくれる仏として祈願されるようになりました。地蔵が六道を輪廻転生(りんねてんせい)する衆生を救済することから、六体の地蔵が並んだ六地蔵として残されたものが市内では多く見られます。