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馬頭観音

馬頭観音とは

 馬頭観音とは観音様の変化像である六観音の一つで、六道に迷う衆生を救い、頭上に馬を戴いた忿怒の姿をとる観音菩薩です。念仏供養や観音霊場にともなう造立がみられるものの、その多くは頭に戴く馬の造形から牛馬の供養や墓標に結びついた石造物として造立されています。富士見市内では馬頭観音を造形したもの、「馬頭観音」と文字を刻むものがあり、牛馬に関係ある職業の講集団(馬持中など)や個人による造立が確認できます。