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伝染性紅斑の流行警報が発令されました~咳エチケットと手洗いで感染を予防しましょう~

最終更新日:2024年12月4日

埼玉県から伝染性紅斑の流行警報が発令されました

埼玉県感染症発生動向調査による県内医療機関(定点)からの報告数が、1定点あたり3.49人となり、流行警報の基準値2人を超えました。警報が発令されるのは、9年7か月ぶりです。また、1定点あたり3.49人は統計のある1999年以降最大とのことです。
伝染性紅斑は特徴的な発疹が現れる前に感染が広がりやすいので、普段から咳エチケットと手洗いを心がけましょう。

伝染性紅斑とは

伝染性紅斑とは、ヒトパルボウイルス19の感染が原因で、りんごのように頬が赤くなることから「りんご(ほっぺ)病」ともよばれています。潜伏期間は10~20日で、両頬の発疹から、手や足に網目状の発疹が現れ、これらの発疹は1週間前後で消失することがほとんどです。大人の場合は関節痛や頭痛が出現し、1~2日歩行が困難になることがありますが、ほとんどは自然に回復します。
妊娠中に感染した場合、まれに胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じる可能性があります。
頬に発疹が現れ7~10日くらい前に微熱や風邪のような症状がみられ、この時にウイルスが最も多く排泄されます。発疹が現れた時にはすでにウイルスの排泄はほとんどなく、感染力はほぼ消失していることから、普段から感染予防に努めることが大切です。

伝染性紅斑の予防のポイント

主な感染経路は、患者のせきやくしゃみなどのしぶき(飛沫)に含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」や、ウイルスが付いた手で口や鼻などの粘膜に触れることによる「接触感染」です。そのため、手洗いをしっかり行うことが重要になります。
「マスクの着用・咳エチケットの励行」
「外出後の手洗い」
「妊娠期間における患者との接触の回避」
に努めましょう。

伝染性紅斑が疑われる場合は

周りへの感染に気を付けましょう。
症状によって、早めに受診しましょう。
特別な治療法はありません。対症療法を行うことになります。

伝染性紅斑に関する詳しい情報(関連ホームページ)

お問い合わせ

健康増進センター 保健予防係

〒354-0021 埼玉県富士見市大字鶴馬3351番地の2

電話番号:049-252-3771

FAX:049-255-3321

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