『サムフェス for GIRLS』が開催されました
最終更新日:2019年1月25日
サムフェス for GIRLS
12月7日(日曜日)と14日(日曜日)の2週にわたって開催されたSAMURAI BASEBALL FESTA2014。
14日(日曜日)は、小学5年生以上の女性を対象にした『サムフェス for GIRLS』が開催されました。東京都、千葉県、茨城県、長野県と県外からの参加者も多く、小学5年生から大学生まで45名の方が参加しました。
先週と同様に、受付時に「赤」「青」「黄」「緑」の指定された4色のテープに自分の名前を書きます。各色のリーダーになっていないサムライの選手は、名前のテープがなんとゴールド!輝いています☆
指定された色に自分の名前を書きます。
サムライの選手たちは、1日の流れを確認
イベント開始
☆開会式☆
本日も司会進行は、副キャプテンの村山選手。「こんにちは!」「こんにちは~!!」と元気いっぱいにみんなを盛り上げます。
そして、みんなを包みこむような優しさに溢れたあいさつをされる矢尾監督。この矢尾監督の雰囲気が参加者に安心感を与え、選手との信頼関係構築につながっているようですね。
サムライの選手も大勢います。このイベントのために、仙台から出てきた選手もいるとのこと。
NPO法人として女子硬式野球を普及していく!というみなさんの想いが表れているようです。
参加者のみなさんは、矢尾監督のあいさつや、選手たちの自己紹介を真剣に聞いています。
選手の自己紹介は、キャプテンの六角選手から。
「本日1日“ろくちゃん”って呼んでください☆」と言うと、他の選手から「ろくちゃ~ん!!」との声。他の選手の時にも繰り返されます。選手のみなさんは本当に仲良し。それが、参加者にも伝わり、緊張気味だった表情が笑顔に☆
楽しみにしていた1日が始まりました。
参加者とサムライの選手で大きな輪になり準備体操開始です。
準備体操の隊長は、先週に引き続き小田選手!
準備体操の次は、『ボール取りゲーム』
1チーム6人で1人ずつ交代でボールを取りに行きます。最初は、みんなの輪の中に集めてあるボールですが、各チームが取ったボールを取りに行ってもOK。とにかく、4つのボールを集めたチームが勝ちです。
負けたチームには罰ゲームあり!みんな真剣です。
罰ゲームは、1回戦で負けたチームは、スクワット → 2回戦で負けたチームは、バービースクワットと回数を重ねるごとに辛さが増します。
みなさん大いに盛り上がり、楽しく身体を温められたようです。
本格的な練習開始です
準備体操がすんだら、色別に4つのグループに分かれて、それぞれ「フリーバッティング」「ティーバッティング」「キャッチボール」「ノック」の練習開始です。
「フリーバッティング」は、まず矢尾監督と新宮選手がお手本を見せます。グラウンドの真ん中辺りに設置されたネットを軽々超えていく打球に参加者たちから「おぉ~!!」という声。
そのあと、富士見高校野球部員のみなさんがフリーバッティングの練習のため、バッティングピッチャーとキャッチャーをしてくれました。
「カキーン」「カキーン」といい音を響かせながら、みなさんよく打ちます。サムライの選手や富士見高校野球部員のみなさんたちも驚くほど!
「ティーバッティング」では、サムライの選手から「肘をもう少し引いたほうがいいよ」「脚はこうしたほうがいいね」など一人ひとりに合わせてアドバイス。
ノック練習では、「リズムを大切に“ハイ、1、2”」との声。そして、「大事なのは1の時の足、1でしっかりとめて、ためよう」と、ショートバウンドやフライの守備練習が続きます。
「グローブを出しながら走るんじゃなく、ちゃんと走ってからグローブを出して!」「守備のエラーで一番多いのは送球エラー。だから、最後まできっちり投げることが大切」と、具体的なアドバイスにより、みなさん目に見えて上達しています。
また、この日ノッカーをやっていたのは、サムライOGの方。今日のために、静岡から来てくれたそうです。
「キャッチボール」では、ペアになって肩をならしたら、サムライの選手を相手に、ピッチングの練習。「目線」「出す脚の向き・位置」「体の向き」など個々にアドバイスをもらうと、コントロールにも変化が表れます。
「いいね!」「いい球投げるね~」と言われて参加者もとっても嬉しそうです。
矢尾監督の参加者一人ひとりを見る目はとても真剣。各場所に行き、その都度アドバイスを行っています。
また、未経験者の方にはサムライの選手がマンツーマンでキャッチボールの相手をしたり、アドバイスをしていました。そうやって練習しているうちにフォーム等もどんどん格好よくなり「未経験です」と言われなければわからないほど。
参加者全員に目を行き届かせ、相手に合わせたアドバイスをすることで、一人ひとりがその言葉を素直に吸収し、レベルアップへとつながっているようでした。
休憩タイム
午前中の練習が終わり、お昼の休憩になりました。
サムライから参加者、参加者の関係者、富士見高校のみなさんに豚汁が振る舞われます。
朝からみなさんのために豚汁を作ったり、温かい飲み物を用意してくれたりしたサムライのみなさん。
とっても寒い1日でしたが、豚汁とサムライのみなさんの温かさで、心も体も温かくなりました♪♪♪
会場駐車場の誘導をはじめ、豚汁の提供等、サムライのみなさんの協力体制に驚かされます。
豚汁を作ってくれているサムライのみなさん
参加者、参加者のご家族や関係者、富士見高校野球部員のみなさん等、来ている方全員が豚汁をいただきました。
市内から参加した小学生組
サムライの選手と参加者の平成国際大学女子硬式野球部のみなさん
お昼でホッと一息つけたサムライの選手のみなさん。本当にいつも仲良しですね☆
午後からは試合です!!
温まったところで、午後からは試合です。
赤チームVS青チーム、黄チームVS緑チームの対抗戦です。
各チームの先頭にいるサムライの選手は、それぞれ監督を務めます。
先週同様に『助っ人カード』あり!今日はどなたが指名されるのでしょうか!?楽しみです☆
みんな練習の成果を大いに発揮しています。
「ナイスキャッチ~!」「おぉ!いいね~」という声が飛び交っていました。
先週より年齢が上がったことで、試合もかなりの迫力です。
日本代表の選手を何人も輩出している平成国際大学の選手も3名参加し、チームの大きな戦力となっていました。
そして、助っ人カード☆
矢尾監督大活躍!!!
1回目の登場でホームラン!2回目もホームラン!!3回目・・・。4回目もホームラン!!!大歓声が巻き起こりました。
もう一人!
大活躍だったのは、富士見高校野球部☆
指名に快く答えてくれました。
そして、ホームラン!!!さすがです!!!
☆試合の結果☆
優勝 赤チーム
準優勝 黄チーム
3位 緑チーム
4位 青チーム
優勝チームには、サムライの赤キャップがプレゼント☆
準優勝チームには、サムライのステッカーがプレゼント♪♪♪
閉会式
楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまうものですね。
閉会式の始まりです。
今回、開催場所の提供をはじめ、物品に用意、練習のお手伝い等、ご協力いただいた富士見高校硬式野球部の監督と部員のみなさんに、サムライ及び参加者より「ありがとうございました」と感謝の気持ちが伝えられました。
監督から、来年もぜひという温かいお言葉をいただき、他団体との連携ができてきている様子がうかがえました。
また、キャプテンの六角選手から「野球が好きという気持ちを忘れないで。野球を好きな人が、野球が上手になる人だから。」という言葉。
参加者の胸に響いたのではないでしょうか。
参加者のみなさんは、これからの成長過程において、いろいろな選択をしなければならないことがあるでしょう。その中で、今日の六角選手の言葉が思い起こされる日がきっとくるでしょう。
女子硬式野球普及のために
昨年12月に「SAMURAI GIRL’S BASEBALL FESTA」を開催したところ、イベント終了後に10数名の方がサムライに加入したそうです。
今年2回目の開催となった「SAMURAI BASEBALL FESTA2014」は、年齢別にし、2週にわたって開催しましたが、約100名の方の参加がありました。
日本代表選手も輩出しているサムライは、参加者の憧れとなっているのでしょう。
今年も、イベント最中に「今年度小学校を卒業したら、来年度はサムライに入ります!!」と宣言している子を発見。その言葉を聞いて、選手たちは大喜び。
ふれあいを大切にするサムライの姿勢が、新たな選手の加入へとつながっていることを実感しました。
今回も何名か未経験者の方の参加がありました。
「未経験者の方が参加してくれることが、本当にうれしい」と言う矢尾監督。
女子野球を普及させていくためには、野球をやったことがない未経験者の方に参加してもらうことが必要とのこと。そのため、NPO法人として未経験者が参加できるイベント等の機会を設けて、もっともっと女子硬式野球そのものを知ってもらい、サムライの活動を広げていきたいと考えているそうです。
現日本代表の選手も参加していた今回のイベント。
この中から未来の日本代表選手は何人でるでしょうか!?
終了後に・・・
閉会式終了後、サムライの選手や監督に「サインください!」とお願いしたり、「一緒に写真撮ってください!」と言って写真を撮ったりと、イベント時とはまた違った盛り上がりを見せていました。
そんな中、矢尾監督のところに「キャッチボールしてください」と一人の子が来ました。矢尾監督は、「俺でいいの?なんでキャッチボールなの~?」と言いながらもとっても嬉しそう。
キャッチボールをする中で、いくつかのアドバイスをする矢尾監督。個人指導によりさらにコントロールがよくなっていくのがわかります。
キャッチボールのお願いに来たのは、東京都日野市から参加した中学2年生。ずっと野球をやっていて、今日のイベントも情報をすぐにつかんで申し込んだそうです。将来が楽しみですね。
中学1年生の田中光選手。サムライの最年少選手です。
試合に出られなくても、高いレベルの中にいたいとサムライに所属しています。
事務局長の大沼氏は、試合に出られない選手のことも考えており、「もう少し選手が増えれば、2チームできる。2チームにして、多くの選手を試合に出して、試合の楽しさを感じてほしい。」と言っていました。
今回のイベントをきっかけにまた新たな選手が増え、田中選手にも後輩ができるかもしれませんね。
来年のイベント開催を含めた今後の活動と、サムライのみなさんの活躍がますます楽しみです☆
開催場所【富士見高等学校】
富士見高校
お問い合わせ
協働推進課 自治・防犯グループ
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