ゴールボール体験教室を開催しました！

令和6年2月23日（金曜日・祝日）に、富士見市立市民総合体育館サブアリーナにて、心のバリアフリー研修として、「ゴールボール体験教室」を開催しました。講師には、パラリンピックのゴールボール金メダリストも所属する埼玉ゴールボールクラブの皆さんをお招きしました。また、ゲストとして、日本ハンドボールリーグで活躍中の大崎電気オーソルから、安平選手、狩野選手、高橋選手、藤田選手、近藤GMにお越しいただきました。

初めに埼玉ゴールボールクラブの皆さんから、視覚障がいについてお話をいただきました。視覚障がいには、全盲や弱視、視野狭窄などの種類があり、見えない、見えづらい、ということには違いがあることを教えていただきました。
体験では、目隠し（アイシェード）をして視覚を遮断した状態で、ラインテープの下にタコ糸が敷かれたコートや、ゴールの位置を手足の感覚を頼りに確認することから始まり、声掛けやボールの中の鈴の音を頼りにパスをする練習を行いました。

体験の後半では、試合を行いました。ラインテープの下のタコ糸の感覚を頼りに方向を確認し、相手のコートにボールを投げます。シュートが決まった時も、見事ボールの音を頼りにキャッチした時も、大変盛り上がりました。

最後には埼玉ゴールボールクラブの選手と大崎電気オーソルの選手によるゴールボール対決が行われました。
ゴールボールのメダリストと、日本トップリーグに所属するハンドボール選手との対決とあって、参加者の皆さんも固唾を呑んで見守ります。
結果は2－1で埼玉ゴールボールクラブの選手の勝利となりました。
埼玉ゴールボールクラブの選手の剛速球や、音を頼りにボールを果敢に受け止める大崎電気オーソルの選手の姿に会場はとても盛り上がりました。

参加者の皆さんからは、「たのしかった。またやりたい。」「どんな人でもできるスポーツはいいなと思いました。」「目が見えないじょうたいでやるスポーツも楽しかった。」「このきっかけで友達もできて選手のことも知れました。またゴールボールをできたらやりたいです。」といった感想をいただきました。また、大崎電気オーソルの選手からは、「見えない怖さがあるが、とても楽しかった。選手たちの技術の高さに驚いた。」と感想をいただきました。
今回開催したゴールボール体験教室をとおして、心のバリアフリーや視覚障がい、パラスポーツへの理解を深めていただけたと思います。
ご協力いただきました、埼玉ゴールボールクラブの皆様、大崎電気オーソルの皆様、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

「ゴールボール」は障がいの有無を問わず行うことができるパラスポーツです。目隠し（アイシェード）をするので視覚に障がいがある人も無い人も同じ条件で一緒に楽しむことができます。心のバリアフリー研修として、「ゴールボール」を体験できる教室を開催することで、障がい者およびパラスポーツへの理解を深めるとともに、共生社会の実現を図ります。
体験教室には、ゲストとして、日本ハンドボールリーグで活躍中の大崎電気ハンドボール部（OSAKI OSOL）の選手をお招きします。日本トップリーグに所属するスポーツ選手と一緒にゴールボールを体験してみましょう！

ゴールボールとは、1チーム3人で対戦し、目隠し（アイシェード）を装着した状態で、鈴の入ったボールを投げ合い、ゴールを狙うパラリンピック競技です。

令和6年2月23日（金曜日・祝日） 午前10時から正午
【注記】開場：午前9時30分から

富士見市立市民総合体育館　サブアリーナ

30名程度（無料）
【注記】応募者多数の場合は抽選となります。抽選の際は、申込み単位での抽選を行います。

市内在住・在勤・在学の小学生以上の方

令和5年12月22日（金曜日）から2月2日（金曜日）まで

下記の申込みフォームもしくは、各公共施設に配置される申込用紙に必要事項を記入の上、持参・郵送・FAXのいずれかよりお申込みください。
申込みフォーム
【注記】申込みフォームは申込み期間（令和5年12月22日（金曜日）から2月2日（金曜日））のみつながります。

令和6年2月9日（金曜日）までにメールもしくは、お電話にて結果を通知いたします。
2月9日（金曜日）を過ぎても連絡がない場合は、メールが届いていない可能性がございますので、
お手数ですが、文化・スポーツ振興課までお電話にてお問合せください。

埼玉ゴールボールクラブ

大崎電気ハンドボール部（OSAKI OSOL）

当日は体験教室の模様を撮影します。撮影した写真は、市広報や市ホームページ等に掲載される場合がありますので、あらかじめご了承ください。