聴こえにくさを感じたら~加齢性難聴について~
最終更新日:2024年11月28日
加齢性難聴とは
加齢により徐々に進行する聴力低下を示します。
この状態を放置すると、心身の活力が低下することや、認知症、うつ状態に陥る可能性が高まります。
高齢者の中には、加齢性難聴により、聞き間違いの失敗が恥ずかしい、うまく言葉にできない、コミュニケーションを取ることがめんどうになる、という可能性がある方もいます。
また、周囲から認知症と勘違いされることなどを招く危険性のある状態です。ご家族や周囲の理解や、早期発見、早期対応が大切です。
ご自身、ご家族が聴こえの状態についてどの段階にいるのかを把握し、予防や治療を行いましょう。
セルフチェック
・会話をしているとき、聞き返すことがよくありますか。
・相手の言った内容を聞き取れなかったとき、推測で言葉を判断することがありますか。
・電子レンジの「チン」という音や、ドアのチャイムの音が聞こえにくいと感じることがありますか。
・家族に、「テレビやラジオの音量が大きい」とよく言われますか。
・大勢の人がいる場所や周りがうるさい中での会話は、聞きたい人の声が聞きづらいと感じますか。
1つでも○が付いた方、ご自身の「聞こえ」が気になる方は、耳鼻科医師(補聴器相談医)への相談をおすすめします。
相談先
補聴器相談医
コミュニケーション障害に有効な補聴器を適切に選択して使用できるよう、また、適切な補聴器医療が推進されることを目的とした補聴器相談医制度に登録された医師です。
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お問い合わせ
健康増進センター 介護予防係
〒354-0021 埼玉県富士見市大字鶴馬3351番地の2
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